ショートステイを上手に利用するコツ

ショートステイは気軽に使えるようで、実は使うことの難しいサービスとの考えもあります。
急用で普段利用していないショートステイを利用しなければならなくなると、被介護者の「リロケーションダメージ」が懸念されるためです。

リロケーションダメージとは、場所の移動が被介護者に与える害のことを指します。
具体的には突然知らない所に連れてこられた不安によるストレス、興奮などが負担となってしまうことで、その不安から家とは全く違う状態になる方が少なくありません。
認知症を患っている方を介護するのに最も適した環境は、馴染みの人が馴染みの環境でケアすることだと言われていますので、ショートステイは実は理想の介護とは正反対の介護なのです。

では、ショートステイは利用しない方が良いサービスなのかというとそういう訳ではなく、このリロケーションダメージを理解しているからこそ、うまく利用できるサービスと言えます。
うまくショートステイを利用する為に、ショート先を慣れ親しんだ場所にしてしまいましょう。

その為には、まず介護に余裕のある内からショートステイの利用を始めることが大切です。
もちろん始めは被介護者の方の負担が大きいので、2、3日程度の慣らしショートを行い、ご家族は本人が帰りたいと言ったらすぐに迎えにいけるようにしておきます。
こうして無理させずに繰り返し利用することで、ショート先を慣れ親しんだ場所へとしていってください。
何度か通っても被介護者が嫌がるようでしたらショート先を変えてみることも必要です。

こうすることで突然の用事でショートステイを利用しなければならなくなっても、被介護者の方、ご家族の方どちらも安心してショートステイを利用することが出来ます。

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